はみだしコランタン digital*

漫画「コランタン号の航海」シリーズの公式ブログです。
山田睦月・大木えりかの二人で運営しています。
暑中お見舞い申し上げます
お久しぶりです。ずいぶんと更新の間が空いてしまいました。
コランタンの連載に関して、宙ぶらりんの状態が続いているので、何とも動きにくかったのですが・・・実は、今も未定のままです。
まあ、もうちょっと待つしかないようですので、その間にひとつ更新を。

昨日辺りから関東ではすっかり梅雨明けしたような猛暑が続いています。(甲信越が羨ましいよ山田さん・・・)
しかし、こんな時こそエコロジカルに涼を取ってみるのも一興というものではないでしょうか。
というわけでオススメしたいのがこれ、


女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))女王陛下のユリシーズ号 (ハヤカワ文庫 NV (7))

アリステア・マクリーン著

村上 博基訳

早川書房 1972-01

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『女王陛下のユリシーズ号』です!

舞台は19世紀英国・・・ではなく、第二次世界大戦期の北極海。連合軍の輸送船団を護衛する英国の巡洋艦と、輸送艦を襲撃するUボートの戦いを描いた傑作です。
帆船物ではありませんが、エッセンスは同じ。艦長の下に結束した個性豊かなクルー達が、荒れる海や不気味な敵と戦います。

特に、ユリシーズ号を指揮するヴァレリー艦長が素敵なんですよ! 病を押しての奮闘振りは、涙なくして読めないものがあります。
そして、献身的な副長、賢くて頑固者の軍医、豪放磊落な航海長・・・ね、帆船物に近いでしょう?

この物語が暑気払いにうってつけなのは、北極海という舞台を臨場感たっぷりに描いているからです。
読んでいると、とにかく寒い

吹き付ける冷たい風、氷の海、体の奥底から冷え切って動かない体・・・ユリシーズ号のクルー達の最大の敵は、寒さと疲労なのです。
その描写がリアルなので、読んでいると暑さを忘れること請け合いです。
(ついでに、熱々のコーヒーと生のラムが美味しそうに思えることも請け合い・・・/笑)

というわけで、夏休みのお供に海洋物の大傑作、『ユリシーズ号』をいかがでしょうか。
夢中で読める一冊です。
| 大木えりか | はみだし | 22:42 | comments(6) | trackbacks(0) |
大木さんが「夏向きな本」だと言うので、なんだろと思ったら
これですか、なるほど!(笑!)
確かに夏におススメです

というか、冬に読むと寒すぎて大変です!(笑)

帆船自体も好きですけども、
やっぱクルーたちの群像劇な部分が、船モノではミソ!ですよねー、
「ユリシーズ号」は、状況は最悪なんだけど、クルーがとにかくかっこいいんだ…

さすがにここ数日、信州もものすごい暑さです。(朝晩は涼しいけどね!)
「ユリシーズ」読むのはいいかもですねー、はは。
| 山田 | 2010/07/25 11:50 PM |
初めまして!
『コランタン号の航海―水底の子供』、『ロンドン・ヴィジョナリーズ』、購入して拝見しました!
とても面白かったです。
出てくる人たちがみんな優しいから、読んでいてもほっとします。


| たかね | 2010/07/28 10:10 PM |
山田さん>
「潜水艦物に外れなし」というけど、帆船にも駆逐艦にも当てはまるよねー。有能で責任感もあるけど、一癖も二癖もあるクルー達が登場するところが、船物は全部似てる気がします。
「ユリシーズ」は、冬に読むと身も心も寒くなるので(笑)、やはり夏に再読がオススメですよ。

たかねさん>
こんにちは! コランタンを楽しんでいただけて、嬉しいです。
私は海外児童文学が好きでして、その辺が人物造型にも滲み出ちゃってるのかもしれません。そこを気に入っていただけたならよかったです。
これからもボチボチ更新していこうと思いますので、また遊びに来てくださいね。
| 大木 | 2010/07/29 1:10 AM |
はじめまして!山田先生の作品はデビュー作から追いかけています

コランタンの不思議な雰囲気がとても大好きです
田舎でなかなか新書版が手に入りにくいのですが、新刊でたら必ず買いますのでこれからもお体に気をつけてがんばられてください
| 榊とうる | 2010/07/30 9:43 AM |
榊とうるさん、こんにちは!

私はいちおう東京に住んでおりますが、大きい書店でないとコランタンは見かけないですねえ(苦笑)。
でも、応援してくださって、ありがとうございます。

暑い時分ですから、榊さんも体調にはお気をつけくださいね。
| 大木 | 2010/08/02 10:19 PM |
・たかねさん>
はじめまして、 読んでくださって、ありがとうございます!
コランタン号、作中では「あの船だけは嫌だ!」とか、散々な言われようをしていますけども、
実のところは乗組員はみんな気が良くて優しいし、頼れるし、楽しそうだし
「ちょっと乗ってみたいよな…」と思えるところが、いいですよね(笑)。

大木さんの海外児童文学好きが滲んでるんですね。なるほど。
子供も若者も大人も老人もいる世界、ついでに古いものも、現実のものも非現実のものもあって、
広くて とてもバランスのとれた優しい世界 って感じがすると思う…
いいですよねえ…*


・榊とうるさん>
はじめまして。
おおお、そんな昔から!… ありがとうございます、嬉しい!わあ!
これからも…楽しんでいただけるように…がんばりたいです、見てやってください。
 
| 山田 | 2010/08/04 7:00 AM |









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